12月勉強会レビュー:勉強会員 安影

レビュー執筆 : 勉強会員 安影 美奈子(Lagomt

タイトル   : 詳しく聞くのは恥だが役に立つ ~百聞vs一見~

プレゼンター : 代表 宮本峻介(㈱R-CONNECT

 

長らく勉強会をサボっておりました、安影です

久々の参加ではありましたが、ワークも含め、楽しく頭を使わせていただきました。

 

今回のプレゼンターは熊本マーケティング研究所 代表の宮本さん。

テーマは“定性調査”について。

“定性調査”とはどんなもので、どういう場合に適する調査なのか、ご紹介いただきました。

 

導入部分ではまず、宮本さんの青春時代の淡い恋物語を引き合いに、

マーケター的視点では、“直感”ではなくて“調査”が必要な理由を分かりやすくお話ししていただき、

興味が高まりました。 

具体的に調査に至るまでに確認することとしては下記の通り。

 

 

    顧客の認識レベル

A.顧客のほしいものやサービスが明確=「既知」
B.顧客のほしいものやサービスは何となく分かるけど確証はない=「顕在化」

C.顧客がほしいものやサービスが何なのか分からない=「潜在化」

 

    調査手段の性質

A.「既知」→調査は不要
B.「顕在化」→●なのか▲なのか確証を得るための検証が必要
C.「潜在化」→ニーズを発見するためのサルベージ(引揚げ)作業が必要

 

    解決方法

・「定量的解決」:量ではかれるもの
・「定性的解決」:量ではかれないもの

④具体的な調査手段の決定
・「顕在化」×「定量的解決」⇒アンケート、アクセス解析
・「顕在化」×「定性的解決」⇒行動マッピング、ユーザビリティテスト、サイト内検索

・「潜在化」×「定量的解決」⇒テキストマイニング、ビッグデータ解析、ミステリーショッパー(覆面モニター)等

・「潜在化」×「定性的解決」⇒フォーカスグループインタビュー、デプスインタビュー(対面式インタビュー)、

               ロールプレイング

 

つまり、定性調査とは

“顧客のことがよく分からない場合に、予想できない事実を知りたい時に使う調査手段”ということが分かりました。

 

1)ある焼き鳥屋さんがその店の人気メニューについて確認したい場合

売上から大体の予測ができるので、より「既知」に近い「顕在化」

    「顕在化」→検証が必要

    どのメニューが好きかは量ではかれるので「定量的解決」

    「顕在化」×「定量的解決」⇒アンケート等が適している、と導き出せます。


2)アクセサリーデザイナーが自分と同世代・同性向けのアクセサリーを新しくデザインする場合
①ターゲットとする顧客は同世代・同性なので、まったく見当がつかないとはいえないが、

 個人の趣味嗜好による部分が大きいので、より「顕在化」に近い「潜在化」

②「潜在化」→ニーズを発見することが必要
③どんなデザインが好みかは量ではかれないので「定性的解決」
④「潜在化」×「定性的解決」⇒フォーカスグループインタビュー、デプスインタビュー等が適している、と導き出せます。

 

ワークでは21組で、その後2班に分かれて、それぞれテーマを決め、実際に定性調査にチャレンジしてみました。

個人的にはまず質問事項の設定が難しいと感じましたが、

ゴール設定を踏まえた仮説を立てて、質問事項を用意するということが大切なのかなと思いました。

 

定性調査がメインテーマではありましたが、調査したいテーマとその手段を決定するプロセスをたどることで、

論理的に問題を解決する思考も身に付きそうです。

 

 

今回久しぶりに参加して、とても刺激になる時間を過ごすことができたので、

次回以降も、できるだけ継続して参加していこうと思います。

 

ご一緒させていただいた皆様、どうもありがとうございました!