レビュー執筆:溝口 敏博(㈱R-CONNECT)
タイトル :あなたの番です -初心者大歓迎!震える最新プロモーション戦略-
プレゼンター:柏田 裕介(㈱アドシン)
今回の勉強会はマーケティングミックス(4P)の中の一つ、プロモーションがテーマです。
まずはこのCMをご覧ください。
西武そごうのCMです。
CM前半と後半でがらりと変わってきます。
文章を下から上に読むと大逆転劇に変化する面白いCMです。
ネットニュースなどで話題になったのでご存知の方も多いかもしれませんね。
続いてはこちらのCM。
https://www.youtube.com/watch?v=hzQ1fZzpGMA
日清カップヌードルのCMです。
ワンピースとコラボして合計4回に渡ってシリーズ化したものです。
西武そごう、日清カップヌードルともに話題性という点においては
大成功したプロモーションです。
また昨年、日本国中が熱狂したラグビーワールドカップですが、
意外なことに日本代表チームの公式インタグラムは存在していないにもかかわらず、
あれだけの盛り上がりを見せたことは特筆すべ気戦略があったからなのです。
その陰にはF1のデジタルマーケティング戦略を成功させたマリッサ・ペースが
ワールドラグビーのチーフマーケティングオフィサーに就いたことです。
ほぼリアルタイムでショートムービーをTiktokにアップすることで
ラグビーワールドカップ公式アプリの最初の2週間の画面表示回数は9600万回となり
前回大会のほぼ2倍になりました。
プロモーションを考える上で最も重要なことは
”お客様となる消費者が、どんな悩みを抱えているか、
それを取り巻く環境や競合店はどんなことをしているか、
自社でできること、優位性があることは何かを顧客目線で考えてみる。”
です。
・誰のために
・何の役に立つのか
この二つをしっかりと踏まえたコンセプトで
商品・サービスを作らなければなりません。
マーケティングでは
”ドリルを売るには穴を売れ”
という格言があります。
ドリルを買いに来た人が求めているものは、ドリルではなく穴であるということを表しています。
人は製品そのものを買うのではなく、製品のもたらす恩恵(ベネフィット)の期待を買うということです。
ベネフィットを提供できる商品(サービス)の魅力を、
それを欲しがっている相手にいかに伝えるかが、
プロモーションが重要ということです。
レビュー執筆:溝口 敏博(㈱R-CONNECT)
タイトル :【悲報】ディズニーとUSJはテーマパークをやめました
消費者接点百裂拳
プレゼンター:宮本 峻介(㈱R-CONNECT)